リコリス・リコイル2話を観たので感想とか感想とか
はじめに
この記事は2022年7月より放送が開始したアニメ「リコリス・リコイル」の2話を観ての感想だったり感想の個人的なまとめです。相変わらずかなり妄想成分も含まれていますがまあそういうものです。2話までの内容+公式サイトの内容について猛烈に触れています。未視聴の方はブラウザバックしてAbemaTVなり後日配信で観ることを強く推奨します。 Twitterでも胡乱なこと呟いてるから良かったら見ていただけると
2話はこちら
abema.tv
1話の記事はこちら
数行の改行を挟んでから本編を開始します
------ネタバレ防止のたくさんの改行
-------本文ここから
目次
OP
OP解禁ヤッタァア!
曲も映像も好き
- 多分新生ClariSの二人の曲を聴くのは初めてなんだけどすごく好きな声してた
- イントロの最後のちょっと高い一音と同時に映像で明かりがつくの好き
- メランコリックな千束ちゃんは一体…
- サビ前のリコリコ店内をグルングルンカメラが回るの好き
- たき→ちさで視線を向けるの良いね…
- 一転してサビの映像の不穏感
- サビの前が日常パートでサビがリコリスパート感
- サビ後の考察については後ほど
- ああ~~ちさたきのコンビプレイ~~
- たきなが銃弾を防ぐ→千束が即座に突っ込むの鮮やかなで滑らかな連携よ
- 銃弾を防げる謎エアバッグ、本編でも使って欲しい
- 幼少期と現在の写真とかプロフィールとか
- 千束ちゃん(幼)、手をパーにしてるの可愛いね…
- ちさたき謎ファッションショー
- 「私たち、このコーデでデートしまーす☆」ってこと…?やったね…嬉しいね…
- 別に「任務だけど私服の方が目立たないシチュ」って任務だったら私服でも良いよね
- 「デートだね!たきな」「いや、任務ですから」「おしゃれしてー、二人きりだったらー、それはもうデートだよ!」とかやりとりして欲しいなぁ…
- たきなさん、服に興味無さそう(偏見)だから千束に選んでもらおうね…
- ケツキック!
- 2022年の百合のトレンド(???)
- 2話くらいまでの様子だと千束→たきなで蹴り入れたらたきなは嫌な顔してガン無視しそうだけど、そっからここまで仲良くなれるんだね…嬉しいね…
- ケツキックで確かめ合う絆…エモい…
OP考察系(全然わからん)
- アラン機関のバッジが1枚に見えたものが落ちて複数枚になる描写
- アラン機関のバッジ単体 = 才能のメタファ? 才能 = 人?
- この場面の解釈としては(※以下はアラン機関とリコリスに何らかのつながりがあると仮定)
- ポジティブ→たきなは自分のことを一人だと思っているかもだけど一人じゃないよという暖かなメッセージ
- ネガティブ→千束によるタワー制圧は一人でなされたという美談の陰に潜む沢山の犠牲のメタファ
- 彼岸花2輪だけにフォーカス→沢山咲き誇っている様子
- ちさたき と それ以外のリコリスのメタファ?
- 「物語にはならないだけで、沢山いなくなってしまった子たちがいるんやで」的な意味?
- 沢山のリコリスたちの描写→爆発→旧電波塔が爆発する映像
- 各リコリスの幼少期+今のプロフィール
かわいい- 各項目の筆記体の解読はすごい方がやってくださったのでこちらを↓
Name
— con_roject (@conroject) 2022年7月9日
Huki Harukawa
Affiliated post(所属支部)
Tokyo Branch Training Course
Personal code
LC2807
Total evaluation in operational action(作戦行動における総合評価)
A#リコリコ pic.twitter.com/GCTltjx4jH
- Total evaluation in operational action(評価) が幼千束→今千束でA+(多分最高評価)からE-(多分最低評価)に下がっているのが気になる
- 殺さなく(殺せなく)なったから?
- たきなも B→E-へ転落
- これは機銃掃射事件を受けて?
- Personal CodeがフキさんがLC2807で千束がLC2808
- 数値が近いから誕生日関連な気はするが、(千束が9/23、フキが9/24 で1日違い)それだと逆なのでよくわからない
- Personal Codeで原則部屋割りは決まっているっぽい?
- 背くらべ
ちさたき、昔はたきなの方が若干大きくて今は千束の方が若干大きいと。ふーん pic.twitter.com/A8TBVQQPMb
— リリー (@liliumnikki) 2022年7月9日
アニメ本編で気になった部分
アラン機関
- 慈善団体としての姿は「子供でも知っている」組織
- 事情ありの天才を探し出し無償の支援…
- なるほど、"美談"だ
- これ、DAへ人が流れてたりしません…?
- 本当に天才だったら天才として美談の材料に、そうでなかったらor戦闘の天才だったらいなかったことになってDAなどに転職とか…?
- 海外出張に行きまくってるアラン機関の吉松さん
- 普通に才能のある子を探しているだけか
- 海外からリコリス候補を見つけて来てるか
寝落ち千束さん
- 2話の予告みたく休日の過ごし方の話をしていて千束が「私は映画観てるよ」「オススメ貸そうか?」みたいな流れがあったと予想
- たきなさんすごく雑に返事してそう
- 5回くらい「貸そうか」「いいです」ってやりとりがあって、たきなが折れたとみたいな
- だけどそんなたきなのためにも寝落ちするくらい一生懸命オススメを見繕ってあげたんだね…これって愛だよね…
電車と駅弁と煮玉子!
- 千束のハッカー観に対してのたきな「映画の観すぎですね」って発言
- 映画のハッカーがどんな感じかという知識が多少なりともあるっぽいのは一般常識だからか、それとも1話と2話の間で既に何度か映画の貸し借りがあったか
- 千束とたきなのお泊り映画もあり
- 「特急だよ駅弁食べようよ~」
- ごく自然な流れでたきなさんの横に行く千束さん
- お弁当食べさせてあげるの、かわいいね…
- たきなさんは押しに弱いんだね…どんどん千束さんに絆されてほしいね…
- 千束「美味しい?」←食べさせてあげてるの好き
- たきな「…美味しいです」←なんやかんや食べて素直に感想言ってるの好き
- てっきり味覚が無いとかゼリー以外口にしない子かと思っていたので安心した
- 千束「ハィ!美味しいぃー!!」←テンション高くて可愛い、好き
- 千束の手料理をたきなに食べさせる回とか観たいなと思いました
- 「10分足らずで乗り換えなのでゼリーを選んだだけです」
- 合理性の観点からゼリーとカロリーメイトと点滴しか摂らない系とか妄想していたので安心したよ…
- 逆に1時間とかだったら何買ってたんだろうね…気になるね…
「(運転)できなきゃリコリスになれないでしょ」
- 車の運転、ちさたきのどっちがするか の話題での発言
- 現状、リコリスに必要な技能が「外国語」「車の運転」「重火器の扱い」
- 絶対他にろくでも無い技能ありそう…
- 外国語→海外の依頼主からの任務をこなす可能性or外国語での情報収集or一般教養
- 車の運転→今回みたいな任務用
- 重火器の扱い→はい
- というか君たち18じゃん…
- おい法律
- 戸籍が無いからお酒を飲んでも
- 制服で運転ってかなり目立ちそう
「私たち、戸籍が無いからパスポート取れないんですよ」
- おっっっもい設定来たな…
- 戸籍が無いのは
- 公式サイト的には誕生日はあるっぽい
- 本当の誕生日か、拾われた日か、便宜上のものか
- リコリス、海外での運用は想定されていない?
- しかし各種任務をこなす際には戸籍ってのはあったほうが便利そうだけど
- 最終回で入国審査でパスポートを見せて「For sightseeing!」って意気揚々と答えて明らかな異国の地でたきなの手を引く千束のシーンが観たいな…
アイキャッチ
- 千束さんが背中に、たきなさんが胸の辺りに彼岸花をあしらった服を着たアイキャッチ
- 背中やら胸の辺りに過去の戦いの銃の傷が対応する部位にあるとか?
- 花と花を合わせるには、たきなが千束に後ろから抱きつく必要があるな…(??)
戦闘シーン
- 千束さんつええ
- サクッと手榴弾を捌いて攻撃に応用する千束さんマジプロ
- でも手榴弾で吹き飛んだ扉を人に当てたら結構死ぬじゃないかな…
- 背後から撃たれそうになって→振り返って→銃弾を避けながらにじり寄っていくこの熟練者ムーブ
- ここ、ほぼ不意打ちだけどなんで回避できたし
- たきなの表情を見て、「あ、背後とられてるな」って思った?
- やはり特殊能力的な何か?
- 敵さん「当たらねえ!?」
- ハチャメチャ撃ってるのに一発も当たらないで、銃を持った女が一歩一歩距離を詰めてくる…
- 絶望感すごそう。こんなの悪夢でしょ
- たきなさんもこれには「こいつやべえ…」って顔してる、かわいいね
- 今は不殺だからまだ良いけどnot不殺時代の千束さん「悪魔」とか「バーサーカー」とか呼ばれてそう
- ここ、ほぼ不意打ちだけどなんで回避できたし
- サクッと手榴弾を捌いて攻撃に応用する千束さんマジプロ
- 千束さんが手当してあげた敵さんが地味に好き
- 撃たれて血が出てビビってるの、戦い慣れてない感じがして和む
- 素直に家族とご飯食べるって言う辺り良いね
- 戸籍が無い発言の後なので千束さんの「いいねぇー」って返しがめちゃくちゃ重い
「私たちリコリスには殺人が許可されています」
- えぇ…
- まあ1話から機銃掃射で犯人グループを掃討していたわけだしそんな気がしていたけど…
- 改めて明言されると
- 制度的にはそうなのかもしれないし、相手が悪人だからかもだけど、16,17の子がサクッと殺人できちゃうの精神的にヤバくね?
ゴムでっぽう
- クルミちゃんと仲良くしてる千束ちゃんにモヤモヤしたのかな、ふふふ(百合スマイル)
- ヤキモチはなんぼあっても嬉しいですからね
- 片方髪が解けてるたきなちゃん、萌える
- それはそれとして な ん で 避 け れ る の ?
- 完全な無警戒+振り向きざまの狙撃ですよ
- やはりなんらかの異能…
ミカと吉松
- 「前はコーヒーもまともに入れられなかったのにな」「10年も経てばな」
- 少なくとも10年の付き合いがあるよう。
- 10年前といえば作中における旧電波塔事件
- 共に事件の解決に尽力してた仲間って感じがする
- おそらく当時は同じか協力関係にある組織に所属(DAと同じ系列?)
- 事件で何かがあった吉松はアラン機関に転籍? (リコリスが沢山犠牲になっているのを見て嫌気がさしたとか?)
- 少なくともDAと対立するだけの何らかのイベントはあったと思われる
- 「すっかりレディだな」
- 千束がレディじゃなかったころ = 幼少期を知ってる?
- しかし千束は吉松のことを「たきなの最初のお客さん」とだけ認識
- 記憶が消されている説
- B-1. 幼少期過ぎてそもそも吉松のことを覚えていない説
- B-2. 一方的に千束のことを知っているような状況
- 10年前の旧電波塔事件絡み?
- 一緒に作戦にあたって「こんなに小さな子が…?」ってなったとか
- もしくは司令室的なところから見ていたとか
1話での疑問点に対しての答え/変更点など
Q:「千束が旧電波塔を守った事件」と「10年前の痛ましい事故」は同じもの?
- A:多分同じもの
- 違うかも という根拠が年齢的に厳しいかもという点だったので
- OPでDAは幼女であろうと働かせる悪徳組織だということが判明したので
- そうすると旧電波塔事件→それを受けてDA設立→治安大国日本 って流れではないと
Q:PVの水族館にいる二人が幼く見えるんだけどもしかして幼少期の二人?
- A:そんな気がしてきた(願望)しかし水族館の方が暗くていまいち判断がつかない(本音)
- 検証画像
1枚目:OPの千束ヘッド(幼)
— リリー (@liliumnikki) 2022年7月9日
2枚目:千束(今)
3枚目:正面https://t.co/aaiOe1iX25
4枚目:水族館https://t.co/Xi2hGArRJe
暗くてわからんけど水族館の方、腕のもち感、肩幅や頭の丸っこさとリボンの結び方的に幼っぽい…?(含む願望)。後私服だからリコリスになる前の描写だったり…?#リコリコ pic.twitter.com/vxSSd43yNQ
その他諸々
- フキさん、現状モブ+αくらいの存在感だけどこれからいい感じの出番があるのだろうか
- フキ→千束で犬猿の仲属性なのでワンチャン
- 評価がフキさんがAだったので「私、最強…」って思っていたところをA+の千束にボキボキにプライド折られたんじゃないかと妄想
- その挙げ句リコリコに転属してしまって「勝手に消えやがって」って感じで憤ってそう
- 吉松さん、前回も今回も全然掃除できてないけど大丈夫?
- あんなにウィットに富んだ言い回ししてるのに…
- そろそろアラン機関(やみのすがた)に消されそう
- 吉松さんと話しているときの千束が「うそうそ」って言ったところで目が泳いでたので嘘は下手?
- 演技力もだめっぽい
- スパイと違って潜入とか諜報活動はしなくて、マジで抹殺行動だけが求められている職業なのかもしれない
- 千束宅について
- ソファーのサイズとか冷蔵庫の大きさとかテーブルのところにイスが二脚あるのとか一人暮らしっぽく無くない?
昔の女か?- 夕飯を一緒に食べていた誰かと住んでいたけど、10年前の事件で喪ったとか
- アラン機関、吉松さん、DAとの関係
- アラン機関→吉松さんは雇用関係
- 吉松さん→DAはハッキングも仕掛けていたし敵対関係?
- ではアラン機関とDAの関係は??
- 裏で繋がっていると勝手に思っているけど果たして
- そうすると吉松さん→DAの敵対関係がわからなくなってくるが(個人的な恨みとか…?)
- 2話の次回予告
- ハイテンション過ぎて最高
- 世が世ならニコ動に変な音MADが沢山上がってそう
- スーパー無趣味なたきなちゃん
- 一見ギャグだけど、家族も戸籍も無いし、多分友達も少ないだろうからその上で無趣味だとお辛そうだね…
- DAでの仕事 = たきなの生きる意味、存在の証明 って感じなのかな…
締め
- 7/3を境にツイート数がめっちゃ増えてる、妙だな。なんでだろう。
佐伯沙弥香について3 試し読み
全体を読む前に感じたことの記録。
予想っぽいところは当たってても良し、当たって無くてもそれもまた良し。
カラーページ
- 構図がヤバすぎない??
- なんか、エロい…
- 沙弥香パイセンの紅潮した頬!
- かわいい!
- 佐伯さん、酒でわかりやすく赤くなるタイプ?
- そういう人は案外強い
枝元陽さん、肌色分が多くて(語弊)すごく、いいと思います…
- 特にTシャツとハーフパンツの間からチラっと覗く肌色が健康的なエロス!
良いぞ枝元!押し倒せ枝元!
顔が近い!良いぞ!チューしろ!チュー!
テーブルの缶
- 缶の量的に一人で飲むのは大変そう
- 沙弥香酒豪説
陽ちゃん未成年飲酒説- 陽ちゃん浪人説
目次
停泊船
- 「抜錨」と対になる章っぽい
- 唐突な告白シーンから始まる
- 錨で止まっている船、まだ沙弥香から陽への感情のは動き出さないことの比喩?
透明の海
- 多分「星が揺れる」との対比
- 水面には何も写っていない。今はまだ。
抜錨
- 「停泊船」と対になる
- 錨は抜け、感情は自由に動く。恋が始まる。
星が揺れる
- 「透明の海」 との対比
- 星が写った水面が揺れていて、まるで星が揺れているかのよう。水面は星空を写す、溢れんばかりきらめき。特別でいっぱい。
本編
停泊船
「感情の回転率がいい」
- 冒頭が傲慢始まりじゃない!
- このフレーズだけ見ると頭良さそう
「ちょっと前に誰かを追いかけていた目」
- ささ2での涙は恋愛絡み?
- さっきの浪人説と絡めると
想いの人が現役合格→浪人して合格→想い人、既に恋人持ちだった とか
「惚れっぽいと言うのよ」「身に覚えがある」
- 自覚あったんですね…
「えっと、顔。もう最高です」
- 顔大事よね、わかる。素直な子だ。
- 沙弥香と意外と似たもの同士なのかも
「急に分かりやすく…かわいらしいものだった」
- 何この子、かわいい
「感情が長続きしないってそれは、楽しいことも?」「かもしれない」
- これは沙弥香への感情は長続きするフラグですね…間違いない…
- かもしれない って自分のことなのに他人事なのは何故だろう
「だってわたし、今、あなたのことが好きだもの」
- ストレートな告白、沙弥香→燈子の告白を彷彿とさせる
- わたし って一人称、もしかして小糸一族?
- 陽ちゃんについて侑が沙弥香から聞くエピソードもあるのか
- 恋バナする侑と沙弥香…?
- この段階で、沙弥香は陽への好意はなさそう
- ここでは、直ぐに返事をせずに侑に相談したり、熟慮して結論を出す感じかな?
透明の海
- 初手、燈子とのLINE
- ちゃんと繋がりがあることが嬉しい
- てか、LINEはしてるのに陽ちゃんのこと言い出せて無かったんか…。沙弥香…。
「沙弥香も舞台に…」「私そのままで劇に参加していたような」
- そんな燈子さんが返しづらいようなことを
- そんなこと言われちゃうと、劇での嬉しそうな表情が改めて刺さる、というか少し泣く
新たな友人
- 「その奔放さは…彷彿とさせた」
- 吉田愛果の話!??(急にテンションが上がるオタク)
- 「その奔放さは…彷彿とさせた」
沙弥香と陽とのやりとり
- 微笑ましい。一生見てられる。
「大学一年生、一つ年下」
- 浪人説ダメじゃん
- 学年が一つ下だから一つ年下って認識してる可能性も…?
「アパート」「実家は大分遠い」
- ここ、小5ポイントマイナス
- 親の都合で引っ越しを頻繁にしてただけかもしれないから…
- 感情の回転率もそれが由来だから…(往生際が悪い)
- ここ、小5ポイントマイナス
「私の親はできない約束をかわさない人たちだった」
- 子供に対しても誠実な良い親御さんだ。ほんと沙弥香の親って感じ。
陽とのLINE
- 沙弥香先輩呼びなの手が早い
- この2人のやりとりほんとニヤニヤしちゃう。無限にやって欲しい。
「家庭的な女は嫌いですか?」「期待してるわ」
- …夫婦では🤔?
「部屋は綺麗な…物がない」
- 散らかった部屋を無理やり片付けたような部屋を想像してた
- 回転率が早いから物も直ぐいらなくなる、ので買い物しないのかな
「ていうかそれ綺麗でしょ」
- 綺麗なものが好きな枝元さん、なるほど
「行ってらっしゃい」「……行ってきます」
- これ、付き合いだしてからもう一回やるやつだ!今度はもっと甘い感じでやるやつだ!!(急に興奮するオタク)
茶碗を買う沙弥香、ご飯が美味しい陽
- 入り浸ること決定ですね、これは
この章で複数回、猫に例えられる陽
- 沙弥香にとって、猫は家で待ってるもの
- 陽は猫
- これは同棲フラグでは…?
この章、ここまでは大体イチャイチャしてやがる
- いいぞ、もっとやれ
やがて君になる41話 感想
はじめに
この記事は漫画「やがて君になる」41話(電撃大王7月号)のネタバレを含みます。
まだ読んでいない方はブラウザバックして「電撃大王 7月号 2019」とkindleで検索しましょう。
ざっくりとした感想
IQが3になった。
はぁ…尊い…。なんですかこの二人、まるでラブコメみたいじゃないですか。
まあ、これがただのラブコメじゃなくて7巻分心理戦を繰り広げた末のラブコメですから尊さもひとしおですね。最高。
以下で場面場面の詳細な感想を述べていきます。
無言の最初4ページ
なんの言葉も無いのに、二人が仲良く話しながら結ばれたふわっとした幸福に包まれながら帰ってるのがひしひしと伝わってきますね。
この見慣れない手のつなぎ方は逆恋人つなぎというらしいです。
曰く、手に汗をかいていても大丈夫なつなぎ方だそうで。
今の二人が手をつないだらお互い汗が大変なことになりそうなので妥当な気がしますね。
(参考:
https://twitter.com/haruno_owari/status/1054675184848781312 )
手を降ってお別れ、というシーンだと 続・選択問題 を思い出すんですが、そのときは嬉しそうに手を振る燈子に対して変われないことを憂いる侑。
それに対して、今回は笑顔で手を振る侑、感無量。
寝ている二人。いや、このコマ割りは最高では??さも二人が一緒に寝ているようじゃないですか???
寝てるシーンで思い出されるのは「思ったより、ある」でおなじみな 三角形の重心。あのときは燈子は上を、侑はそっぽを向いていました。ところが今回は、なんと、燈子は侑の方、侑は燈子の方を見ているじゃあありませんか。今の侑は「触れるか触れないか」で「触れる」を選べるようになったんですね。
よかったね、侑!
そして扉絵。すごい楽しげな絵です。
ちょっと戸惑ってる(?)侑に対して余裕っぽい燈子。この絵は燈子が侑をリードする展開の示唆ですかね。今までは侑にリードされていた燈子がついにリードする側になると思うとエモい。
目につくのがアオリのフォント。作品を間違えているんじゃないかと思わんばかりのポップさです。いっぱいだ の後が ☆ とか ♡ でも違和感がないですね。こんなところからも二人の幸せな心境が伝わってきます。
侑の変化に気づくこよみ
通算4回目。ターニングポイントにおける恒例行事ですね。
こよみの質問に対して今までの3回は
1回目...1話。特別がわからない侑が「ううん?どうもしないよ」と影がある表情で応える
2回目...16話。燈子への好意に(無意識に)気づいた侑が、「ううん?どうもしないよ」と自分の気持ちに蓋をするがように応える
3回目...35話。一番つらいやつ。「ううん、なにも。」と半ば虚ろな表情で応える。
と割としんどい続きでした。
しかし、しかしですよ、なんと今回
4回目…「えーっと へへ…… まあね」と満面の笑みで応える。
となりました。4度目にしてついに「ううん」から「へへ」へ。
言葉も表情も幸せいっぱいという感じです。見てるこっちまで幸せな気分になります(ここのスタンプ欲しい)。よかったね、侑!
そして鞄には例のキーホルダー。事実上の交際宣言ですね。
地味に好きなのは、何の事情も知らないこよみが侑の変化に相変わらず素早く気づいてるところ。こよみは侑の相棒って感じがしますね。
佐伯先輩の殴り込み
ところ変わって2年1組。燈子が登校すると既に沙弥香の姿が。少し戸惑いながらも、概ねいつもどおりっぽい沙弥香と燈子。しかし、目ざとい沙弥香は気づいてしまいます。そう、鞄についてるキーホルダーに。
ところ戻って1年1組。
「もう消しちゃうからねー」と燈子に早く会いたくて仕方がない侑。うんうん。
そんなとき、「先輩が呼んでるよ」と。「七海先輩だ!」と思ったであろう侑。しかしそこにいたのは…沙弥香でした。
侑の鞄のキーホルダーを見て即座にすべてを察する沙弥香。5巻のおまけマンガで危惧してたとおりですね。頭を抱える沙弥香、普段見せない表情でかわいい。
そしてここから沙弥香の攻撃フェイズが始まります。
定番の三角関係であれば、構成員の内の二人がくっついたとき、残った子は「この泥棒猫!」と罵声を浴びせたり「私だって、燈子の彼女になりたかった!」と包丁を取り出したりと大変な荒れようを見せるわけです。
しかし、そこは佐伯沙弥香クオリティ。
一発ビンタ(ダブルビンタと言うそうです)かまして、侑の頬を弄ぶだけに留まります。
ビンタは気合を注入してる感が。「気合い入れてけ!絶対に燈子を幸せにしろよ!」的な激励がこもっていそう。頬を弄んでるのは、沙弥香の趣味でしょう(飼ってるネコにも同じようなことやってそう)。
そして、「あの子のこと大事にしてあげて」と侑に告げます。
いろいろ考えた末に出てきた言葉が恨み言でもなければ刺々しい言葉でもなく、ただただ純粋なお願いで「あの子のこと大事にしてあげて」なのほんと…。
沙弥香の玉砕した後でも、変わらずどこまでも燈子のことを大切に思っているのがわかりますね。 そういうところが好き。
真剣な面持ちで「……はい」と応える侑、それを見た沙弥香の表情が、「この子なら大丈夫だな」「これから燈子のことを支えるのはこの子なんだな」ってことを察したような表情、少し切ない。
いやぁ、相変わらず沙弥香はいい子でしたね。ほんとなんでこんないい子なんだろう。
惜しむらくはこれを伝えた以上、沙弥香の本編中の出番はもうあんまないんでしょうね…。沙弥香さんはささつ3で幸せになってください。
生徒会室
何時になくコミカルに描かれる燈子がかわいい。「まさか」のコマで頬を抑えて「いじめられたぞ」と言わんばかりのジト目侑もかわいい。今回、扉絵から始まってコミカルな部分多くないですか??
作業中、チラチラ見てお互い目が合うだけで赤くなる侑燈。いやー初々しい。こういう過程すっ飛ばして色々とやってたんで逆に新鮮ですね。尊い。
めっっっっちゃ楽しそうな槙くん。流石カプ厨。と、槙くんと話していくうちに「付き合うってなんだ?」という疑問に侑がぶつかります。
公園までと公園でのやりとり
好き とか 特別 って話から 付き合う に関する話にシフトした侑。まあ、付き合う以前に諸々は済ませてますからそこを深く考えるのも無理はありません。モノローグの中に「一緒に暮らすとか…」のくだり、これは同棲エンドが期待できますね。
ちなみに「付き合う」について参考までに、33話の怜ちゃんのモノローグを引用すると
「(付き合っていないのに あれこれするのはいかがなものかとか……)」
とのこと。なので、怜ちゃん理論的には 付き合う= あれこれする ということになるかと思われます。やったね。
付き合うということに関して色々と難しく考えている侑、それをよそに「?」と
燈子。深く考えず「あはは、侑といれて幸せだな」くらいに考えてそうですね。
公園でお土産を渡す燈子。
「買ったときは渡せるかどうか不安だったけど……」
ほんっっっっっと、よかった。
プレゼントは栞とブックカバー、会って一ヶ月の幼気な少女の家に押しかけてプラネタリウムを渡していた人とは思えない良いチョイスですね。
拡大解釈をすると
プレゼントの
栞 →進みを記録するもの → 一緒に進んでいこう
ブックカバー →傷や汚れから本を守るもの → あなたを守っていきます
と燈子から侑への意思表明と取れなくも無いような(妄想です)。
からの
「燈子先輩」
ついに言いましたよ。「名前でなんて呼べない」「わたしからは何もできない」だったのに、やっと言えたんだね…。嬉しいなあ。
この、4文字だけでも抜群の破壊力なのに二人の表情がこれまたすごくて
言うときの侑のほんのり赤くなってるところ
言われた燈子が真っ赤になってるところ
言った後侑が照れてるところ
どれもこれも可愛すぎて堪りません。
「いっそ呼び捨てとかどうかな?」
名前呼びで既に真っ赤になってた子に七海燈子はすーぐそういう事言う。
流石にいきなり呼び捨てはできず。ここの侑の照れ顔も堪らない。
残り4話(?)の中で、ここぞというところで呼び捨てしちゃうんですかね?
そうなったら泣く自信があります。
帰り道
手をつないで帰る二人。手の握り方が3話と立場が逆だ…。手を握られたくらいでそんな顔しちゃう侑。よかったね侑!
からの、腕を掴む侑。よくやった!今までは絶対にできなかったですからね、いいぞもっとやれ。
二人のなんてこと無いやりとりが微笑ましい、なんて穏やかで温かいんだ…。
「幸せ ですね」
7巻表紙であんな表情してた子が、満面の笑みでこんなこと言うなんて…。めでたい。
最後のコマの侑、
32話の最後のコマでは
32話 影が進行方向→光が背→進む先は光がない(その結果の 零れる )
に対して
41話 影が進行方向と逆 → 光のほうへ向かっていく
となっています。
なので希望にあふれる今後が予想されます。よかったね、侑!
以上が 41話の感想になります。侑も燈子もすっかり変わって幸せで、さらなる幸せへと歩み始めていることを強く感じる、そんな話でした。
幸せって言葉がラスト2ページで4回出てきて、7巻までとの落差がすごいですね、エモい。
こんなに幸せで本当に大丈夫ですかねー。いきなり誰か退場したりしないか心配で心配で(ささつ2やインタビューを見る限り大丈夫そうですが…)。
42話も甘々な話が続くのか、フィナーレに向けてもう一波乱あるのか。どちらにせよ目が離せません。
余談
アトヒキの最初の3文が い 終わりでリズミカルなのでつい口ずさみたくなりませんか?
以上です。ご愛読ありがとうございました。
佐伯沙弥香について2 の最終章について
はじめに
この記事は小説「佐伯沙弥香について2」の最終章に関する記事になります。
佐伯沙弥香について1,2のネタバレ、およびやがて君になる7巻までのネタバレが含まれることが予想されますので未読の方はブラウザバックを推奨します。
幾つかの空行の後で本文が始まります。
本文
この記事の真のタイトルは「佐伯沙弥香について2の最終章で出てきた後輩女子 = 佐伯沙弥香についてで出てきた水泳少女説」 でお送りします。その妄想を補強する要素をひたすら列挙していく記事になりますが、よろしい方のみ読み続けてください。
以下では
佐伯沙弥香について→ささ1
佐伯沙弥香について2→ささ2
ささ1で出てきた水泳少女→水泳少女
ささ2最終章で出てきた少女→後輩少女
という略記を行います。
P195に現れる水泳教室の路地裏の話
P195において講義棟への複雑な道から想起されるものに水泳教室への路地裏を挙げている。しかし、ささ1においてその路地裏を通った記述は無い("路地裏" "路地" "路" でkindleの全文検索をかけて0ヒット。実はあったなら教えてください。)。
わかりにくい道の例で読者が認識しているものといえば、例えば高校時代の校舎から生徒会室への経路とでも言えば良い。
そのため、水泳教室のことを出し、水泳少女を想起させたいがために路地裏のことを言った可能性がある。
性格の類似
ささ1において水泳少女に関して「気楽」「明るい」「色黒」といった特徴が描写されていた。一方、ささ2の後輩少女について「明るい人柄」「活発さがある」と言った描写がある。この両少女について、「明るくて元気な女の子」と言った人柄が想像でき、なんらかの関連性があると思われる。
身長差の類似
ささ2における後輩少女の描写されている特徴の一つに「私を見上げて来る。…そこそこ目線の差があった。」と言った沙弥香よりも身長が低いといった特徴がある。そして、ささ1において「背は私より少し低く」と水泳少女は沙弥香よりも身長が低い。また、コミック3巻のカバー裏によれば沙弥香はよく成長しているらしい(七海談)。
このことから、小学生時代に「少し低」いくらいだった身長差が、沙弥香の発育の良さによって「そこそこの目線の差」になったと推測される。
後輩少女の外見の描写の少なさ
後輩少女は最終章にいきなり出てきて、挿絵もないのに外見に関する描写が少ない。
- 「目線の差があった」「小柄」
- 「服装と体つきから女の子ということがわかった」
程度である。挿絵がない状態で、これがどんなキャラかは想像するのは難しい。しかし、これは意図的に外見に関する描写を少なくして、既存のキャラをあたかも新キャラに見せる叙述トリックの一種の可能性が考えられる。
実際、入間先生は他の作品においてこういったトリックを行うことがあった(らしい)。
状況の類似
ささ1において「あの子を見ていると目が合うことが多い。それはつまり、向こうも私を見ているということだった。」という水泳少女と沙弥香がお互いがお互いに見合うという状況があった。
また、ささ2では「それから、時折こちらを覗く。それがわかるということは、私も女の子を見ているということになる。」という全く同じような状況が発生している。そんなふうに見合う状況が初対面の少女に発生するとは考えにくい(?)。
そのため、後輩少女と水泳少女にはなにか関係があると思われる。
みやりことの類似
「人気のないところにいたら泣いている子がやってくる。そして、その場を泣いている少女に譲る。」と言ったシチュエーションにデジャヴを感じた方も多いのではないだろうか。そう、これは7巻のみやりこと同じ構図である。
7巻において、都さんは実は理子先生のことを前々から知ってたとの描写がある。
これは今後、沙弥香が何らかのきっかけで、後輩少女 = 水泳少女と気づく、つまり前々から知っていたことに気づく布石ではないだろうか。
よくありそうな質問
水泳少女は同級生じゃないの?
勝手に小5ちゃんとか呼んでいる人(自分も含む)がいるが、あの子の学年についてささ1での明記は無し。よってささ1の水泳少女は当時小4で年下の可能性あり。
また、当時同級生だとしても浪人してる可能性もある。ささ1で水泳少女は頭が「めっちゃくちゃ悪い」との記述がある。沙弥香の言いつけを守って真面目に生きていても、沙弥香レベルの大学に入るためには浪人が必要だったのかもしれない。
沙弥香は水泳少女のことを忘れていないんだから気づかないのは不自然では?
・10年くらい経っていれば顔が結構変わっている可能性。また、沙弥香の言いつけを守って真面目になっていれば一見したパーソナリティも大分変わっているかもしれない。
・ささ1の「傷だって、温度だって、なんだって」という記述から水泳少女を意識した瞬間 = 最後の水中間接キスの瞬間と考えられる。その後、少女の顔も見ないで飛び出したのであろうから、繋いだ手の温度や間接キスのときの胸の痛みは覚えていても、関心がないときに見た顔は忘れている可能性もあるかと思われる。
以上です。読んでくださった方、ありがとうございました。